両手バックハンドストロークのフォワードスイングのポイント

両手バックハンドストロークのフォワードスイングのイメージ(錦織圭選手)

フォワードスイングとは、テイクバック後からボールを捉えるインパクトまでの動作を指します。一瞬の動きですが、ここで身体の力を正しい順序で使えるかどうかで、両手バックハンドのコントロールとパワーが大きく変わります

瞬間的な動きのため意識するのが難しい部分ですが、『錦織 圭 選手』の動きをお手本に、流れとポイントを説明していきます。

なお、「両手バックハンドストロークの色々なテイクバックと私のおすすめ!」をまだ読んでいない方は、先にそちらをご覧ください(前の動作ができていないと、次の動作へ繋がらないためです)。

動画で見るフォワードスイング

まずは実際の動きを動画で確認しましょう。フォワードスイングは1:19.5〜1:20.5あたりが目安です(一瞬です)。

フォワードスイングの流れ

ラケット面をボールの軌道上に近づけていきます。身体の開き、肩、上腕の力を使って、ラケット面をインパクト部分へ持っていきましょう。インパクトでは、両手が身体の正面「おへそ」辺りに位置することになります。ここまでがフォワードスイングの動作です。

力を使う順番は「大きな筋肉」から

フォワードスイングでは複数の力が合わさります。「私のテニスにおける基本理念」で述べた通り、大きな筋肉をメインに使うのが基本です。

力を使う部位を大きい順に並べると、次のイメージになります。

  • 身体(下半身)
  • 肩・胸・上腕
  • 身体(上半身)
  • 前腕

この順番で力が伝わるように動けると、無理なく威力のあるボールが打てます。

意識したい2つのポイント

ポイント1:スイング開始時に軸足を作っておく

動画の『錦織 圭 選手』は、1:19あたりで右足に軸足を作ってからフォワードスイングを開始しています。フォワードスイング開始時に軸足を作っておかないと、下半身からの力が伝わらず、上半身の力もうまく使えなくなります。

ポイント2:テイクバックからいきなり全力で加速しない

テイクバックの最終到達点から、いきなり力いっぱい加速しようとしないことが大切です。急に全力で振ると、無意識のうちに腕が肩の付け根から反り返ってしまい、大きな筋肉である三角筋(肩)・大胸筋(胸)・上腕三頭筋(上腕)をうまく使えなくなるからです。

腕が肩の付け根から反り返らない位置まで、身体の外側から正面側へ持っていくことが重要です。

イメージとしては、テイクバック後はゆっくりスイングして腕を身体の正面側まで運び、そこからスイングを加速していく感覚が良いと思います。

まとめ

両手バックハンドのフォワードスイングで意識したいのは、次の3点です。

  • 力は大きな筋肉から順番に(下半身→肩・胸・上腕→上半身→前腕)使う。
  • スイング開始時に軸足を作っておく。
  • いきなり全力で加速せず、正面側まで運んでから加速する。

これらを意識して練習すると、両手バックハンドのコントロールとパワーが向上していくはずです。ぜひ試してみてください。

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