【2026年最新】プリンス(PRINCE)テニスラケット全シリーズ徹底比較|TOUR・PHANTOM・BEAST・EMBLEM・Xの違いと選び方

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プリンス(PRINCE)は、テニス界に「オーバーサイズ(デカラケ)」や「O3(穴あきOポート)」という歴史的イノベーションをもたらし、現在も「テキストリーム×トワロン」という独自の高性能素材を武器に数多くの熱烈なファンを抱える名門ブランドです。

プリンスの現行ラインナップは、万能競技モデルの「TOUR(ツアー)」、究極の薄ラケ&伝統のクロスバーを備えた「PHANTOM(ファントム)」、爆発的な反発力とスピン性能を誇る「BEAST(ビースト)」、最高峰の軽量コンフォート厚ラケ「EMBLEM(エンブレム)」、そして左右非対称シャフトでバックハンドを劇的に飛ばす革新的な「X(エックス)」という、個性豊かな5大シリーズで構成されています。

「ボックスのしなりが好きな自分にはTOURとPHANTOMどちらが合う?」「O3(Oポート)とノーマルグロメットは何が違う?」「黄金スペックならピュアドライブやEZONEとビーストはどう違う?」など、プリンスラケット選びで迷っている方も多いはずです。

そこで本記事では、一人の競技プレーヤーとしてプリンスの各シリーズを実際に打ってきた私の視点から、現行全シリーズの特徴、打感、飛び、スピン性能、そして失敗しない選び方を徹底比較・解説します。

各モデルのスペック数値やレビューは、当サイトの「ラケット図鑑(プリンス全33機種収録)」のデータに基づき客観的に比較しています。自分にぴったりのプリンスラケットを見つける参考にしてください!

  1. 1. プリンスラケットを支える中核テクノロジー
    1. ① TeXtreme × Twaron(テキストリーム×トワロン)
    2. ② O3(オースリー / Oポート)構造 vs ノーマルグロメット
    3. ③ CTS(Constant Taper System)構造
    4. ④ Twist Power Technology(ツイストパワーテクノロジー)
  2. 2. プリンス ラケット全5シリーズ比較一覧表
  3. 3. 各シリーズの詳細特徴とおすすめプレーヤー
    1. ① TOUR(ツアー)シリーズ|しなりと反発が調和した王道オールラウンド
    2. ② PHANTOM / PHANTOM GRAPHITE|薄型ボックスと伝統のクロスバーが生む究極のホールド
    3. ③ BEAST(ビースト)シリーズ|爽快な弾きとスピード反発・高弾道スピン
    4. ④ EMBLEM(エンブレム)シリーズ|超軽量×厚ラケが生む究極の飛びと衝撃吸収
    5. ⑤ X(エックス)シリーズ|左右非対称シャフトでバックハンドを革新する
  4. 4. プレイスタイル別・失敗しないプリンスラケットの選び方
    1. ① 自らしっかり振り抜き、ボールをコントロールして攻めたいオールラウンダー
    2. ② ボールを潰す極上のしなり感とクラシカルな打球感を求めるストローカー
    3. ③ 相手を押し込むスピードボールと高反発スピンで主導権を握りたい攻撃派
    4. ④ バックハンドの飛距離不足をギアの力で根本解決したいプレーヤー
    5. ⑤ ダブルスで素早くラケットをセットし、楽に深くボレー・返球したいシニア層
  5. 5. プリンスラケットと相性抜群のストリング(ガット)ガイド
    1. ① プリンス TOUR XX SPIN(ツアー ダブルエックス スピン)|高摩擦スピンポリ
    2. ② プリンス PHANTOM TOUCH(ファントム タッチ)|極上のマイルドポリエステル
    3. ③ プリンス EMBLEM TOUCH SF(エンブレム タッチ SF)|最高峰の柔らかさを持つマルチ
  6. 6. まとめ|主要7大ブランド比較記事&図鑑で詳細をチェック

1. プリンスラケットを支える中核テクノロジー

プリンスのラケットが「面の安定性が抜群に高い」「クリアで不快な振動が一切ない」「振り抜きが驚くほど軽い」と評される理由は、素材工学と空気力学を突き詰めた独自テクノロジーにあります。代表的な4つのコア技術をチェックしましょう。

① TeXtreme × Twaron(テキストリーム×トワロン)

スウェーデン製の高強度カーボン「TeXtreme」に、アラミド繊維「Twaron」を織り込んだハイテク素材。シャフト部からフェイスの2時・10時部(ATSシステム)に配置することで、「フレームのねじれ剛性を劇的に高めつつ、打球時の不快な衝撃・微振動をカットして球持ち感を向上」させます。硬くならずに芯のある打感を生み出すプリンスの象徴的テクノロジーです。

② O3(オースリー / Oポート)構造 vs ノーマルグロメット

フレーム側面に大きな穴(ポート)を開けた「O3」構造はプリンス最大の特許技術です。空気抵抗を極限まで低減してスイングスピードを加速させるだけでなく、ストリングがフレームの外側まで大きくたわむことで、「広大なスイートスポットとソフトでマイルドな打球感」を実現します。
一方で、カチッとしたソリッドな打感や精密なコントロールを好むプレーヤー向けには、伝統的な「ノーマルグロメット(穴なし)」モデルも用意されており、同じフレーム形状で2つの打感を選べるのがプリンスの大きな強みです。

③ CTS(Constant Taper System)構造

グリップからシャフトにかけて薄く、トップ(先端)に向かうにつれてフレーム厚を増す設計。シャフト部分がしなってボールをしっかりホールドしつつ、フェイス先端の厚みで力強い反発と球威を生み出します。TOURシリーズやPHANTOMシリーズに採用され、クラシカルなしなりと現代的なパワーを両立させています。

④ Twist Power Technology(ツイストパワーテクノロジー)

X(エックス)シリーズに採用されている世界初の左右非対称シャフト構造。シャフトがねじれた独特の形状により、フォアハンドでは適度なしなりでコントロールを高め、バックハンド側ではシャフトが強固に踏ん張って反発力を高め、非力になりがちなバックハンドの飛距離をオートマチックに伸ばします。

2. プリンス ラケット全5シリーズ比較一覧表

プリンスの主要5シリーズ「TOUR」「PHANTOM」「BEAST」「EMBLEM」「X」の基本コンセプトとターゲット層を比較しました。

シリーズ名基本コンセプトフレーム形状・厚さ打球感反発力スピン性能こんな人におすすめ
TOURしなり×反発の黄金比・万能競技型ボックス×CTS(20〜23.5mm)マイルド・芯のある打感中〜高中〜高攻守のバランスに優れ、自ら振り抜いて展開を作りたいオールラウンダー
PHANTOM極薄フレーム・究極のしなりと球持ち超薄型ボックス(16.5〜21.5mm)極めて柔らかい・吸い付く控えめナチュラル〜高自力でスイングしてボールを潰し、ピンポイントで狙い撃ちたい上級ストローカー
BEASTスピードパワー&高反発スピン中厚ラウンド(23〜26mm)爽快な弾き・クリア非常に高い高(高弾道)黄金スペックで楽にボールスピードと重いスピンを叩き込みたい攻撃型
EMBLEM超軽量厚ラケ・最高峰の飛びと快適性厚ラケ大型フェイス(22〜28mm)超ソフト・衝撃ゼロ最大アシスト高少ない力で深いボールを返し、ボレー戦を軽快に制したいシニア・ダブルス層
X左右非対称ねじれ・バックハンドアシストツイストシャフト(20〜27mm)フォア柔らか/バック弾き高中バックハンドの飛距離・球威に悩み、左右の打感を最適化したいプレーヤー

3. 各シリーズの詳細特徴とおすすめプレーヤー

① TOUR(ツアー)シリーズ|しなりと反発が調和した王道オールラウンド

プリンスの競技系ラケットを代表するフラッグシップシリーズ。CTS構造によるシャフトのしなりと、テキストリーム×トワロンの剛性が絶妙に調和しており、「しなるのにボールスピードが落ちない」理想的なフィーリングを実現しています。

フラットドライブからスピンまで球種を選ばず、ストローク・ボレー・サーブのすべてにおいて高いレベルのコントロールを発揮します。

  • TOUR 100(305g)(100平方インチ / 305g / 22-23-20mm / RA65):シリーズ中核。しっかりとした手応えと抜群の面の安定性を持つ王道スペック。
  • TOUR 100(290g)(100平方インチ / 290g):290gの扱いやすい重量設定。素早いヘッド加速でスピンをかけたい方に。
  • TOUR O3 100(305g)(100平方インチ / 305g / O3搭載):Oポート搭載により振り抜きとスイートエリアが格段に向上したモデル。
  • TOUR 98(98平方インチ / 305g / 23.5-23.5-21mm):98インチの振り抜き重視モデル。現代的なスピードボールを叩き込める競技スペック。

自分からしっかりスイングして主導権を握りたいストローカーや、シングルス・ダブルス問わずオールラウンドに活躍したい競技志向プレーヤーに最もおすすめです。

② PHANTOM / PHANTOM GRAPHITE|薄型ボックスと伝統のクロスバーが生む究極のホールド

「薄ラケ」「極上のしなり」「ボール潰し」を愛するプレーヤーのためのクラシカル・コントロールシリーズ。RA値58〜60という驚異的な柔らかさを誇り、ボールがラケットフェイスにめり込むようなホールド感を味わえます。

特に「ファントム グラファイト」は、プリンスの伝説的名器「グラファイト」の象徴であるスロート部のクロスバー(補強バー)を現代のカーボン技術で復刻。ネジレ剛性を強固に保ちながら、フェイスが美しくしなって狙ったコースへボールを運びます。

  • ファントム グラファイト 100(100平方インチ / 310g / 21.5-20-17.5mm / RA58):クロスバー搭載。極薄フレームとは思えない飛びと、他では味わえないボールを潰す打感。
  • ファントム グラファイト 97(300g)(97平方インチ / 300g):97インチ×300gの絶妙スペック。振り抜きのシャープさとスピンの引っかかりが抜群。
  • ファントム グラファイト 107(107平方インチ / 305g):伝説のアガシ使用スペックの現代版。デカラケの安心感にしなりの打感を融合。
  • ファントム 100(100平方インチ / 305g / 20-22-20mm):クロスバーのないスマートな薄型ボックス。柔らかさと現代的な取り回しを両立。

ハードヒットしてもコート深くに収まる安心感があり、自らの筋力とスイングでボールをコントロールして相手を翻弄したい技巧派・上級者にイチオシです。

③ BEAST(ビースト)シリーズ|爽快な弾きとスピード反発・高弾道スピン

中厚ラウンドフレーム(24-26-23mm)を採用し、圧倒的なボールスピードとスピンを追求したパワーシリーズ。バボラのピュアドライブやヨネックスのEZONEと正面から競合するカテゴリです。

ビースト最大の強みは、テキストリーム×トワロンによる「不快な金属音・微振動の少なさ」です。中厚ラケット特有の硬さや手首への衝撃を抑えつつ、芯のあるクリアな反発で強烈なスピードボールを繰り出すことができます。O3モデルを選べばさらにスイートエリアが広がり、オフセンターでも楽に威力のある返球が可能です。

  • ビースト 100(300g)(100平方インチ / 300g / 24-26-23mm / RA67):黄金スペックの決定版。スピード反発と食いつきのバランスが秀逸。
  • ビースト O3 100(100平方インチ / 300g / O3搭載):Oポートによる驚異的な振り抜きと広大なスイートスポット。
  • ビースト 98(98平方インチ / 305g / 24-24-22mm):フラットドライブ系ハードヒッター向けのスピード&コントロールモデル。

サーブやストロークの球速を上げたい方、相手の強い球に押し負けずに鋭いカウンターを打ち返したいアグレッシブなプレーヤーに最適です。

④ EMBLEM(エンブレム)シリーズ|超軽量×厚ラケが生む究極の飛びと衝撃吸収

105〜120平方インチの大型フェイスと247〜255g前後の超軽量ウェイトを組み合わせたコンフォート厚ラケシリーズ。日本のダブルス愛好家やシニア層から絶大な信頼を集めています。

厚ラケでありながら、テキストリーム×トワロンの振動減衰性能により「ボヨつき」がなく、ボールがフェイスに乗る感覚があります。とっさのボレーでもラケットをセットするだけで深く弾き返し、体力を温存しながらテンポ良くゲームを組み立てることができます。

  • エンブレム 110(110平方インチ / 255g / 26-28-26mm):操作性と飛びのバランスが最も優れたベストセラーデカラケ。
  • エンブレム 120(120平方インチ / 247g / 30-27.5-26mm):最大サイズの広大フェイス。軽く振るだけでベースライン深くに届く驚異のアシスト性能。
  • エンブレム 105(105平方インチ / 255g / 27-25-22mm):ややコンパクトでストロークもしっかり打てる万能軽量モデル。

⑤ X(エックス)シリーズ|左右非対称シャフトでバックハンドを革新する

ラケットの常識を覆した「ツイストパワーテクノロジー(ねじれシャフト)」を搭載したシリーズ。フォアハンド面とバックハンド面でシャフトの向きが異なり、力強いスイングができるフォア面では適度にしなってコントロールを保ち、非力になりやすいバック面ではねじれたシャフトが強固に踏ん張ってボールを弾き飛ばします。

  • X 100(100平方インチ / 290g / 24.5-24.5-20mm):シリーズの基本モデル。フォアの食いつきとバックの爽快なアシストを体感可能。
  • X 105(290g)(105平方インチ / 290g):少し広めのフェイスで安心感を高めたダブルス向けモデル。

「どうしてもバックハンドでボールが浅くなってしまう」「バックハンドのスライスやロブを楽に深く飛ばしたい」という悩みを抱えるプレーヤーの救世主となる1本です。

4. プレイスタイル別・失敗しないプリンスラケットの選び方

① 自らしっかり振り抜き、ボールをコントロールして攻めたいオールラウンダー

迷わず「TOUR 100(305g)」または「TOUR 100(290g)」が第一候補です。CTS構造による適度なしなりと、テキストリーム×トワロンの剛性がボールをしっかりホールドし、フラットドライブからスピンまで狙ったコースへ自在にコントロールできます。振り抜き感をさらに高めたいなら「TOUR O3 100」もおすすめです。

② ボールを潰す極上のしなり感とクラシカルな打球感を求めるストローカー

「ファントム グラファイト 100」または「ファントム グラファイト 97」が唯一無二の選択肢になります。スロート部のクロスバーとしなやかな薄型フレームが生み出す球持ち感は別格で、インパクト時にボールがフェイスに長く留まり、重いスピンボールをライン際に正確に落とし込むことができます。

③ 相手を押し込むスピードボールと高反発スピンで主導権を握りたい攻撃派

「ビースト 100(300g)」がベストマッチです。中厚ラウンドフレームの圧倒的な弾きの良さにより、サーブやグラウンドストロークの初速が格段にアップします。テキストリーム×トワロンのおかげで硬すぎず、クリアでマイルドな打球感でスピードテニスを展開できます。

④ バックハンドの飛距離不足をギアの力で根本解決したいプレーヤー

「X 100」をお試しください。左右非対称のツイストシャフトにより、フォアハンドのコントロール性能を犠牲にすることなく、バックハンド側の反発力をオートマチックに高めてくれます。

⑤ ダブルスで素早くラケットをセットし、楽に深くボレー・返球したいシニア層

「エンブレム 110」または「エンブレム 120」が最も頼れる味方になります。255g前後の超軽量設計でネットプレーの取り回しが極めて軽快な上、面のどこに当たっても相手のコート深くに押し返せる圧倒的パワーを備えています。

5. プリンスラケットと相性抜群のストリング(ガット)ガイド

プリンスは自社ストリングの開発力も非常に高く、ラケットの性能を最大限に引き出す高品質なポリエステルやナイロンマルチが揃っています。おすすめの組み合わせをご紹介します。

① プリンス TOUR XX SPIN(ツアー ダブルエックス スピン)|高摩擦スピンポリ

5角形断面に特殊な高潤滑コーティングを施したスピン特化ポリ。「TOUR 100」や「BEAST 100」と組み合わせることで、強烈なスナップバックを生み出し、バウンド後に鋭く跳ね上がるヘビースピンを繰り出せます。詳細は「ツアーXXスピン図鑑」をご覧ください。

② プリンス PHANTOM TOUCH(ファントム タッチ)|極上のマイルドポリエステル

ポリエステルでありながら高分子エラストマーを配合し、非常にソフトでしなやかな打感を実現した名作。「ファントム グラファイト」や「ファントム 100」のしなりと相性抜群で、腕や肘への負担を抑えつつボールを潰してコントロールできます。詳細は「ファントムタッチ図鑑」でご覧いただけます。

③ プリンス EMBLEM TOUCH SF(エンブレム タッチ SF)|最高峰の柔らかさを持つマルチ

シリコンコーティングと高密度マルチフィラメントを採用した最高級ナイロン。「EMBLEM 110」や「TOUR 100(290g)」に張ることで、スイートスポットがさらに広がり、心地よいホールド感と腕に優しい極上のフィーリングを体感できます。詳細は「エンブレムタッチSF図鑑」をチェックしてみてください。

6. まとめ|主要7大ブランド比較記事&図鑑で詳細をチェック

プリンスのラケットは、万能競技モデルの「TOUR」、極薄しなりと伝統の「PHANTOM」、スピードパワーの「BEAST」、最高峰軽量厚ラケの「EMBLEM」、そして左右非対称の「X」と、どのシリーズも目的意識が非常に明確で、他社にはないオンリーワンの魅力を持っています。

各ラケットの重量・バランス・RA値・フレーム厚などの詳細なスペック比較や、他のテニスブランドとの違いは、当サイトの各図鑑および比較記事で詳しくご確認いただけます。

ぜひご自身のプレイスタイルや悩みにぴったりのプリンスラケットを見つけて、コートでのテニスをもっと楽しんでください!

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