フォアハンドストロークのインパクトとフォロースルーのポイント

インパクトはボールを捕らえる瞬間、フォロースルーはインパクト後の動作を指します。

フォロースルーの形でボールの軌道や回転量を操作する目安にすることができるので、意識的に行える重要な部分だと考えます。こちらも『ロジャー・フェデラー選手』の動きをお手本に流れとポイントを説明していきます。

なお、「フォアハンドストロークのフォワードスイングのポイント」を見ていない場合は、先にこちらを見てください(前の動作ができていないと次の動作へ繋がらないため)。

インパクト(0:44後半)※一瞬ですが、 フォロースルー(0:45 ~ 0:48) 

<インパクト>

インパクトは基本ラケット面が地面に対して垂直になります(ボールの軌道や回転量の操作として面を伏せたり開いたり多少の調整は行います)。

インパクトの瞬間はほんの一瞬なのでなかなか難しいですが、意識する部分は上腕の内旋でその力を前側に押し出す力と上側に抜ける力を調整することでボールの勢いと回転をコントロールします

ここでの上腕の内旋は肩と上腕の大きい筋肉をメインに使います。

<フォロースルー>

フォロースルー自体はインパクト後の勢いを逃がす動きになります。

インパクトでの前側に押し出す力と上側に抜ける力の勢いを逃がす動きとして、肘が折りたたまれ、前腕が回内していくことでラケットヘッドは半円の軌跡を描く動きになり、最終的な右手の位置は左腕の上腕中間辺りに収まります。

体格によって若干変わりますが、この位置のフォロースルーが効率的に威力のある球を打つのに適しています。

回転量をもっと出す場合は最終的な右手の位置がもっと上部になっていきます(上側に抜ける力が大きくなるため)。

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